【Cylay】
Cydiaよりインストール(要ジェイルブレイク)
"Cylay"は、誤って紛失してしまったiPhoneの、現在ある場所をサーチしたり、
最悪、第三者の手に渡ってしまった場合に、
iPhone内に保存されているデータをリモートでネット上のサーバにバックアップした後、
データを消去することの出来るユーティリティーです。
また、第三者がSIMカードを別のものと入れ替えた場合に、SMSで通知したり、
発信履歴をウエブ上で確認したりすることが可能です。
(一部の機能は、$19.99/年の有料サービス)
【インストール】
Cydiaから「Cylay」で検索しインストールします。
インストール後にアイコンは表示されませんが、
「Setting」の中に「Cylay」項目が表示され、ここから全ての設定を行ないます。
【アカウント取得とアカウント設定】
「Setting」の「Cylay」をタップすると、アカウントを所得するためのボタンが表示され、
ボタンをタップすることで、Safariが起動しアカウント取得用のホームページへリンクされます。
残念ながら、私のiPhoneでは「ページが見つからない」と表示され、
アカウント取得できませんでした。
PCのブラウザを立ち上げ、
にアクセスし、ここから直接アカウントを作成します。
メールアドレスと任意のユーザー名・パスワード(数字のみで6桁以上)・iPhoneの電話番号を設定すると、
指定したメールアドレスに確認用のメールが飛んできますので、
メール内のリンクをクリックして一応完了ですが、
表示されたページ内で、更に設定を行ないます。
まず重要なのが、SMS用に6桁のパスワードを設定する項目です。
iPhoneを誤って紛失してしまった場合、
Cylayは、リモートでデータのバックアップと削除を行ないますが、
リモートのコマンドを、SMSで送信するようになっています。
iPhoneに送られてきたSMSが、
通常のSMSなのか、Cylayからのリモートコマンドなのかを識別するために、
6桁のパスワードを設定し、
CylayからのリモートコマンドのSMSには、必ず設定した6桁のパスワードを記述します。
この識別用のパスワードを設定し、
後は、国などの情報を入力すればアカウントの取得と設定は完了です。
【設定】
iPhoneの「Setting」から「Cylay」をタップし、
取得したアカウントとパスワードを入力すると、Cylayの設定画面が表示されます。
≪Enable Cylay≫
Cylayのオン・オフを切り替えます
≪Disabled Restore≫
リモートでバックアップからのレストアを行なえるようにするかを切り替えます。
≪Hide SMS Command≫
Cylayからのリモート用のSMSを不可視にするかどうかを切り替えます
≪Locating Repeat Time≫
iPhoneの現在の場所を、何分おきにモニターするかの設定を行ないます
≪Enable Delete≫
リモートでiPhone内のデータを削除できるようにするかを切り替えます。
(有料オプション)
≪Enable Help≫
リモートでHelpを表示するかどうかを切り替えます。
≪Backup Setting≫
リモートでiPhone内のデータをバックアップする場合に、
Googleサーバ内にバックアップするか、
Cylayサーバ内にバックアップするかを設定します。
≪Detection Mode≫
第三者によりiPhoneのSIMが入れ替えられた場合に通知するかどうかを切り替えます
(有料オプション)
≪Detect iPhone Status≫
iPhoneの現在の状態を通知するかどうかを切り替えます
(有料オプション)
【機能】
まず、iPhoneの現在位置を定期的にモニターできる機能です。
Cylayそのものは、バックグラウンドで常時動いているため、
ネットワーク(3G・WiFi)に繋がる場所であれば、
設定した時間間隔でiPhoneの位置情報を送り続けます。
位置情報は、CylayのHPで確認でき、
「現在のロケーション」を時間の経過を追ってトレースすることも出来ます。
誤ってiPhoneを紛失してしまった場合には、
現在位置をHPで確認し、現場へ向うことも可能でしょう。
※ただし、私のiPhoneでは、
なぜか米国のロケーションが絶えず表示されてしまいました。
バグなのか、ロケーション情報の取得ミスなのか、
引き続き検証してみます
また、最悪iPhoneが第三者の手に渡ってしまった場合にも、
SMSを使ってiPhone内のデータをバックアップしたり削除が可能です。
(削除は有料オプション)
SMSによるリモート操作用のコマンドは、
「コマンド」 + 「,(コンマ)」 + 「6桁のパスワード」
となります。
コマンドそのものも、「バックアップ」が「Backup」と言うように、
簡単なものになっています。
私のiPhone内には、個人情報を含め仕事関連のデータも大量に入っているため、
万が一、第三者の手に渡った場合のデータ保護のためにも、
リモートでバックアップ・レストアが出来るのは助かります。
まあ、これは最悪のケースを想定した機能ですので、
出来れば現在位置情報の確認で、無事iPhoneを発見できるに越したことはありませんが・・・
というか、まずはiPhoneをなくさないことですね(笑)
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